尚絅学院大学

人間心理学科 お知らせ

森の幼稚園に参加する! ―認知心理学と発達心理学とのコラボ講義より― [人間心理 小泉]

2017/11/01

 人間心理学科の講義科目「認知心理学Ⅰ」と「発達心理学Ⅱ」では、コラボレーション企画の1つとして、「森の幼稚園に参加する」という企画が用意されています。2つの講義のいずれかに参加し、さらに認知や発達についての理解を深めたいと考えている学生が、この企画に参加しています。

 2017年度前期は、6月上旬に川崎町青根にある「自然学校キッツあおねマトカ」を訪れ、幼児から児童の皆さんが楽しく活動する「森の幼稚園」に参加しました。

 学生は活動の前に、柴田先生(郡山女子大学)より、自然学校キッツの概要、子どもたちとの関わり方、自然の中での安全の注意などについてレクチャーを受けました。

 子どもたちが到着すると、遊びのスタートです。森の中にターザンロープを設置して遊んだり、谷に降りて川遊びをしたり、ハンモックをブランにしたり、大雨の中で「たき火を熾(おこ)せるか」にチャレンジしたり、子どもたちと一緒に4時間余りを全力で遊びます。

 発達心理学Ⅱに参加した学生は、「子どもにとってなぜ遊びは必要なのか?」というテーマについて、さまざまな文献を用いてその質問に回答しています。しかし、このテーマに回答する際に学生が思い描いていた子どもの姿は、果たして「現在の子どもの姿」だったでしょうか?学生自身が幼児期・児童期に遊んだのは、今から10年以上も前の事です。また、大学生活の中で専門書や論文を多く読んでいると、頭の中で描く「現実の子どもの姿」がいつの間にか「どこかにいそうで実際にはいない『平均的な子どもの姿』」に変わっていってしまうこともあります。

 学生は、あおねマトカで実際に子どもたちと一緒に遊び、その活動を通して改めて「現在の子どもの姿」に触れることができたと思います。そして、「自分が思った以上に子どもは◯◯だった!」「子どもが〇〇していて驚いた!」などといった多くの発見を得られたことと思います。その発見が、次の大学での学習の手がかりとなっていきます。

文責:人間心理学科 准教授 小泉嘉子
 
 

  • 柴田先生による事前レクチャー

    柴田先生による事前レクチャー

  • 自分で設置したターザンロープを試す

    自分で設置したターザンロープを試す

  • ロープを使って登る

    ロープを使って登る

  • 大雨の中、火をおこすことはできるか?

    大雨の中、火をおこすことはできるか?

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