最初に株式会社ミツイ 金沢社長より、この複合施設（介護付き老人ホーム、そばカフェ、コインラインドリー、ベーカリー等）について説明され、誰もが働ける環境の整備等、障がい者就労支援等の説明がありました。施設の名称「ゆりり」（Yu-Ri-Re）は、ゆりが丘の「ゆり」に「り」（Re）を加えて、新たなスタートをしていくという考えからこの名前が付けられました。

　次に建物の構造、デザイン、コンセプト、工事施工等についての説明では、ともすると閉鎖されたイメージの老人ホームだが、今回の複合施設の融合により、「地域の中で暮らしている」というイメージを意識した作りであることが説明されました。参加した住民の方からは、児童・生徒の通学時間帯のトラック出入りに最大限配慮してほしいとの要望が出されました。

　第2部のワークショップでは、複合施設、特に交流スペースや芝生広場の活用方法について、様々なアイデアが出されました。本学の参加学生からも「入居者の方と囲碁将棋がしたい」を始め、写真展、演奏会、料理を通しての交流会、等のアイデアが出されました。

　2024年春の竣工をめざして、これからもこのような意見交換会を継続していく予定です。