ボランティア活動報告（子ども学科学生）
2017/04/07
子ども学科３年生の須藤太くんが、春休みにとってもいい体験をして来られましたので、報告の文章を書いてもらいました。みなさんとも分かち合いたいと思います。
ボランティア活動に取り組んだ春休み 須藤 太
独立行政法人国立青少年教育振興機構の国立花山青少年自然の家の法人ボランティアの代表として、「ボラミックスキャンプin室戸」と「学生ボランティアフォーラム」に参加して来ましたのでご報告します。
ボラミックスキャンプ in 室戸
ボラミックスキャンプ in 室戸は２０１７年２月１６日から高知県にある国立室戸青少年自然の家で、２泊３日で行なわれました。これは全国にある青少年自然の家と青少年交流の家から学生ボランティアが集まり自施設の課題に向き合い、その解決策をボランティアコーディネーターといっしょに話し合うというものです。
私にとって全国のボランティアと関わる活動はこれが初めてでした。自施設の課題について話し合うキャンプであったため、事前に「ボランティアに参加する法人ボランティアを増やしたい」という課題を考えて行きました。話し合いでは、ボランティアカウンセラーの職員と「施設の整備日にボランティア向けのキャンプを行う」考えが出ました。施設の整備を通じて職員と会話をすること、花山の売りである沢活動を経験すること、野外炊事でボランティア同士の交流ができることから、参加に対する不安や行きづらさをなくせると考えました。不安は多かったのですが、各施設の課題について話し合い、また、実際に同じような課題を解決したボランティアのメンバーに出会えたことで、全国の各施設に行ってみたいと思えたボラミックスキャンプでした。ここで出た課題や解決策については、自施設に戻ったあと、他のボランティアと共有し、３月に行なわれた学生ボランティアフォーラムでも再度話し合いました。
学生ボランティアフォーラム in 東京
学生ボランティアフォーラムは２０１７年３月３日から５日の３日間、東京にある国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。このフォーラムは全国で様々な活動をしている学生ボランティアが集まり、１０の分科会に分かれて話し合いを行い、理解を深めるものでした。
私は第１０分科会の「ボラミックスキャンプを終えて」に参加しました。室戸で参加したボラミックスキャンプと新潟県の信州高遠で行われたキャンプの両方に参加したボランティアがいたからです。このフォーラムでも、全国の施設から集まったボランティアたちと初めて出会い、話し合い、内容を深めることができました。話し合いでは、法人ボランティアとして企画を立てて事業を行うとき、何が必要なのか、なぜそのような考えに至ったのか、具体的で明確な意見を伝えることの重要性を学びました。実際にボランティア企画をおこなったボランティアから話を聞いてもらい、またアドバイスをもらいましたので、今後に生かしていきたいです。
また、今回は法人ボランティアのメンバーだけでなく、学生団体を創設して２０２０年のオリンピックに向けて活動している団体や地域起こしを目的にした団体など、様々な活動に力を入れているボランティアメンバーのいることを知り、私ももっと成長したい、施設のためにできることをもっと考えたいと思える機会になりました。
最後に
ボラミックスキャンプと学生ボランティアフォーラムを通して、全国のボランティアとの交流は私にとってたいへん貴重な経験となり、自分の意識を大きく変えるものでした。目標に向かって話し合い、内容を深めていくことの素晴らしさ、「なんで、何のために」と疑問を持ちながら考えることの大事さがよく分かりました。自分の知識不足や経験不足で、話せることが少なかったことがとても悔しくて、絶対成長して変わった自分を次は見せてやるぞと心に誓い、これからもボランティア活動に力を入れていきたいです。
お花見のご案内
私がこのような活動をできているのは、国立花山青少年自然の家に法人ボランティアとして登録しているからです。花山では幼児と一緒に２泊３日のキャンプを行ない、親子で取り組むリックファミリーキャンプ、はなやままるごとフェスティバルでボランティアが参加者に向けて企画運営もしています。
今年度、大学に入って子どもと関わる活動をしたい、このボランティアをもっと知りたい、興味があるけど花山ってどこ？どんなボランティア活動をしているの？と疑問に思った学生に向けてお花見をします！！お花見の中で花山のことを知り、新しい学生生活を共におくってみませんか？
ご連絡はLINEまたはメールでご連絡ください！！
ID:megane1996
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