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張ゼミナール青森県五所川原市・市浦地区現地調査(1回目)報告

2019/09/02

地域のなかを歩き、若者・よそ者の目線で地域の課題を確認し、解決の可能性を探る!

ブルーシティ号で、いざ青森へ!

青森県五所川原市2019年度の「学生提案型事業」に応募し、採択となりました。活動の一環で8月26日から28日にかけて2泊三日のゼミ合宿を実施し現地調査を行ないました。

8月26日
合宿の初日は高速バスで仙台から青森へと移動し、現地でレンタカーを借りて五所川原市・市浦地区へと向かいました。途中、昼食を取ったり、夕食の買い出しをかねて地元の商業施設や小売業の現状を確認しました。
市浦地区に着いてからまず宿泊先の中の島ブリッジパーク(十三湖)にチェックイン。
その後、市浦地区で活動されている「なんでもかだるべし~うら」の代表の方にご案内いただき、市浦地区を見学しました。十三湖、道の駅(トーサムグリーンパーク)、鰊御殿、日吉神社、大沼公園(東日流館橋(つがるやかたはし))などを見て回りました。
市浦地区の歴史と文化に触れることができ、地元の地域活性化のために活動されている方々の努力と姿勢にも感動しました。

五所川原市・市浦地区 日吉神社

五所川原市・市浦地区 日吉神社

東北電力「まちづくり元気塾in市浦地区」にて発表!

8月26日夜(18:00~21:00)

初日の夜は、東北電力株式会社の地域づくり支援制度のワークショップ「まちづくり元気塾in 市浦地区」に参加させていただき、五所川原市および市浦地区について文献調査の発表をさせていただきました。
地元の住民の皆さんと地域づくりの専門家の前での発表は初めてで、かなり緊張しましたが、みなさんから励ましのお言葉をいただきましたので、これからも調査のほうを頑張っていきたいと思います。
 

「まちづくり元気塾」にて文献調査の発表

「まちづくり元気塾」にて文献調査の発表

東北電力「まちづくり元気塾in市浦地区」WS!

学生の発表のあとは、地元の方の活動報告及びまちづくりパートナー(まちづくり専門家)による講話が行われました。
地元の住民から、若者の視点から”明日から市浦地区に住む”ことを想定して、何が必要なのかについて意見を求められました。ゼミ生の皆さんは、交通、商業施設、仕事、住居、またICTの導入や自動運転バスの必要性などについて意見を述べました。
地元の方々と活発な意見交換をすることができて大変有益な時間を過ごすことができました。

地元の皆さんと意見交換の様子

地元の皆さんと意見交換の様子

五所川原市市役所にてレクチャーを!!

8月27日
二日目は五所川市の中心部や周辺を見学しました。
楠美家住宅、立佞武多の館、また足を伸ばして三内丸山遺跡にも行ってきました。
午後は五所川原市金木地区に行き、太宰治記念館を見学しました。

8月28日
「学生提案型事業」が採択され、五所川原市および周辺地域の地域活性、交流人口・関係人口増加について学生の目線からの提案をするために、五所川原市市役所に訪れて市の企画課の方々や地域おこし協力隊の方によるレクチャーを受けました。2時間以上にわたり、事前に提出した質問項目についてわかりやすくご説明いただきました。五所川原市の経済、産業の現状と課題についてより理解することができました。

五所川原市企画課によるレクチャー

五所川原市企画課によるレクチャー

帰仙の高速バスの中で・・・

2泊三日の現地調査はあっという間に終わりました。

初めて県外の地域に行き、現地調査を行いました。その地域が抱えている課題について直接地元の住民や行政の関係者から聞くことができ、また自分の目で確認し、自分の体と心で感じることができました。
これから収集した情報などを整理し、それに基づいてゼミの皆さんとディスカッションを通して仮説を考えていきます。また仮説を検証するため、もう一度現地に行き地元の方々へのインタビュー調査を行います。

五所川原市立佞武多の館

五所川原市立佞武多の館

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