尚絅学院大学

【格闘技部】準優勝ブイさんの喜びのコメント

喜びの表情を浮かべるブイさん

喜びの表情を浮かべるブイさん

ブイさんの喜びのコメントです!

この度大会に出て、運が良い事に準優勝になりました。
大した事ではないですが、このメッセージを通じて、感謝の気持ちをお世話になっている方々に伝えたいと思います。
まず、日々格闘技を教えていただいている川端先生と岩崎先生、日々一緒に練習している皆さん、そして格闘技部をいつも応援している方々、誠にありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。

大会への感想については、まず会場が広く、立派なところでした。どの選手を見ても強いと感じました。
選手は皆誰も点数を積極的に取ろうという様子でした。特に選手の様々な技を見ることができたので、とても勉強になり、そしてこれからも更に技を鍛えたいと言う気持ちがとても強くなりました。
日々の練習は非常にやりがいがあります。何と言っても体力を付くことが大事だと思い、なるべく練習を休まず続けていました。

毎回基本稽古から始め、ミットで打ち練習などを行います。特に技と体力を中心に鍛えました。
入部した日から1年が経ちました。当時を思い出すと練習で20秒間ミットを連続で打つという稽古があります。
当時の私は20秒間続く体力があると自信を強く持っていました。しかし実際に行うと息が切れ、死にそうなところでした。

このままの状態の私が悪い人に襲われたら、僕の人生が終わってしまうことでしょう。 実は母国でよく悪い人に襲われることがありました。
特にバスに乗っている時にお金を取られ、高額で無理に買わされたこともありました。その出来事がきっかけで格闘技を始めました。
現在、日々の練習のお陰で、体力だけでなく、精神的にも変化があると感じています。

格闘技との出会いを通じての変化をぜひ皆さんにお話したいです。その変化とは「勇気」です。
格闘技部に入部して私は段々とではありますが勇気が少しずつ身に付くようになりました。
勇気と言う言葉は良く耳にする事ですが、どのように出せるか?実際に出せるかを悩む事があると思います。
私は格闘技部に入部し、毎回本気で練習をし、心身と共に鍛えているお陰で、そのようなことに悩む事はなく、その「勇気」は自然に出てきました。
例えば、練習する際の痛みは嫌なものです。私も最初頃は先生からの打ちをよく逃げました。
しかし、今は受けても大丈夫です。現在もまれに癖が出てしまい逃げる時もありますが。
つまり逃げることなく、挑戦をしてみるという勇気が生まれました。

そしてその勇気は学業にも良い勇気を与えてくれています。留学生の私は日本に留学して、日本人の学生と一緒に勉強して、より多くの知識を身に付けようと思っています。日本人学生の考え方は非常にユニークで、いつも心の中で見習いたいと思っています。
しかし、日本人の学生の皆さんは授業の中であまり発言したくないような気がしてなりません。

一緒に勉強していて、彼らが発言しなければ、授業で静かに過ぎて、私は先生に何かを聞きたくても、恥ずかしくて、聞けませんでした。
私はこれからきっと、恥ずかしさを捨て、勇気を持って、日本人の学生や先生に質問をしようと思います。迷惑かもしれませんが、宜しくお願い致します。

今後については、格闘技と勉強の効果が非常に繋がると感じています。
中国は毎日体育として、学校の全員が練習しているようですが、本大学にもスポーツに取り組む学生がもっと増えてくれることを期待しています。

現代社会学科3年 ブイ・ルオン・クエット

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