尚絅学院大学

「日本語で留学生と楽しく話そう♪」日本語学習会⑧の報告

 4人のプレゼンターを迎え、8回目の日本語学習会が11月30日(月)に行われました。

好きな季節~宋培源さん


司会は環境構想学科の大川先生、プレゼンターは中国からの留学生の生活環境学科4年生の宋培源さん、崔晶さん、現代社会学科4年生の張雨荷さん、そしてベトナムからの留学生の現代社会学科1年生 グェン ティ スアンさんでした。
 宋さんは、「好きな季節」というテーマで、「どの季節が一番好きか」ということでその人なりがわかるというお話をしてくれました。好きな季節によってその人となりが見えることは、中国でも日本でも同じであり、宋さんは秋が一番好きだそうです。参加者の皆さんにうかがったところ宋さんと同じように秋が好きな人が一番多かったです。さて皆さんはどうでしょう・・・。

嘘をつくこと~グェン ティ スアンさん


 次のプレゼンターはスアンさんでした。テーマは「嘘をつくこと」でした。嘘をついたことのない人は多分いないでしょうという言葉から始まり、皆さんご存知の「おおかみ少年」の話からうそは良いのか、悪いのかという話題になりました。「嘘も方便」ということわざがあるように、時と場合によっては事実ではないけれども相手を励ますために嘘が必要な時もあって、一つの手段として嘘を言うこともあります。嘘がいいのか、悪いのかはその時と場合によるので定義づけるのは難しいという結論になりました。

故郷「瀋陽」の紹介~崔晶さん

 崔さんと張さんのお話は、自分の故郷の紹介でした。お二人とも遼寧省の出身で崔さんは瀋陽の食文化、特に年越やお祝いの時に食べる餃子の紹介がありました。日本では焼き餃子を多く食しますが中国では水餃子や蒸餃子をいただくそうです。

故郷「大連」の紹介~張雨荷さん

 張さんは大連を農業や漁業を主な産業とする中国第三の湾岸都市であると紹介し、日本や韓国へ生産物の輸出行っており、また日本の企業も進出し仙台の企業の「アイリスオーヤマ」のほか多くの企業があるということでした。

まとめ

 今回もそれぞれの国の習慣や文化に触れ、会話を楽しむことができました。参加した日本人の学生からは、「外国の方が日本語でスピーチをした時の素直に伝えたい言葉選びは聞いていてとても心地よいです。」という感想が聞かれました。
 留学生にはそれぞれテーマを自分できめて準備をしてもらっていますが、身近な題材を取り上げてそれをもとにして文章を自分の言葉で作っていくことが日本語の上達につながるのではないかと思われます。
 次の学習会は12月11日(金)の5限目で今年度最後の学習会です。
 12月18日(金)は締めくくりとして日本語スピーチ大会を開きます。留学生からはどんなスピーチを聞くことができるでしょうか。今から楽しみです。

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