尚絅学院大学

ボランティア活動

ボランティア活動報告2018 「大学間連携合同学習会 閖上バスツアー(11月)」

2019/01/28

 11月18日(日)に「大学間連携合同学習会 閖上バスツアー」が行われました。震災で津波の被害を受けた閖上地区を巡るバスツアーは尚絅学院大学が毎年行っている活動で、今年5月には他大学との合同学習会として、8月には高校と連携して開催されました。今回は東北大学の学生33名と尚絅学院大学の学生8名が参加し、ボランティアチームTASKIのメンバーが閖上地区のガイドを行いました。
 
 午前中は日和山と慰霊碑を訪れ、語り部の長沼さんから震災当時のお話や現在抱えている課題についてお聞きしました。学生たちも震災前の閖上の風景を想像しながら、長沼さんのお話に耳を傾けていました。閖上地区は現在、道路や復興公営住宅の整備が進んでおり、急速に町の景色が変化しています。5月のバスツアーに参加した学生も、その変化に驚いた様子でした。


 閖上の風を肌で感じながらゆりあげ港朝市で昼食をとった後、、閖上復興公営住宅の中央第二団地を訪問し、住民の皆さんと交流会を行いました。今年完成したばかりの集会所は明るい雰囲気に包まれ、学生も住民の皆さんも楽しみ、笑顔あふれる交流となりました!
 


 また交流会では、震災前の閖上について話を聞く学生や、30年以上前の写真を見ながら、当時のお話をされる住民の方もいらっしゃいました。特に、貞山掘の写真からは当時の生活の様子が伺えました。どのテーブルも様々な話で盛り上がりました。

 午後からは尚絅学院大学生涯学習センターに移動し、「教訓を得たこと・もっと学びたいこと」というテーマでグループごとに意見交換を行いました。学部や学科がそれぞれ異なる学生同士での意見交換だったこともあり、専門分野で復興に活かせることや地域に貢献できることについて白熱した話し合いになり、より深く学び合う時間となりました。  
 実際に出た学生の意見を紹介します。

■自分にできること
・災害を忘れない。後世に伝えていく
・交流の機会をつくる
・当事者意識を持つ

■活動に参加して感じたこと
・「仮設住宅の方が居心地が良かった」という住民の方の話が印象的だった
・地震が起きたという事実が忘れられているのではないか ・震災から現在までの町の景色が急速に変化している
 


〈バスツアーに参加した学生の感想〉
 バスツアーに参加するのは3回目でした。しかし何度訪れても、異なる視点で震災について課題や考慮することがあり勉強になりました。  
 私は現代社会学科に所属しています。語り部さんのお話の中で「法律が復興の妨げになっていることもある」とお聞きしました。その法律は何十年も前に施行され、現在の状況に合っていないとのこと。時代とニーズとのミスマッチについて考える機会となりました。      

  (尚絅学院大学 現代社会学科 1年G.Y.)


人間心理学科 4年 齋藤千愛
(連携交流課 ワークスタディ学生)