尚絅学院大学

ボランティア活動

ボランティア活動報告2018 ボランティアチームTASKI神戸訪問学習会(前編)

2019/01/09

23年前に発生した阪神淡路大震災の教訓や復興経験を学ぼうと、10月6日(土)~8日(月・祝)の2泊3日でボランティアチームTASKIの学生10名が神戸にて学習会を行いました。この学習会は、8月に閖上で一緒に活動した『大学コンソーシアムひょうご神戸』のみなさんと共に、震災遺構施設を訪問したり神戸の街を歩きモニュメントなどを見学しました。今回は1日目と2日目の様子をお伝えします。

【1日目】10月6日(土)
 飛行機が2時間遅れた影響がありましたが、仙台を出発し無事に神戸に到着しました。
 1日目のプログラムは甲南大学にて大学コンソーシアムひょうご神戸の「振り返りの会」へ参加しました。夏休みに一緒に活動したグループ「すまいりーず」のみなさんの他、熊本にて被災地支援活動を行った3グループが活動報告をし、感じた事や学んだ事などを共有しました。すまいりーずの皆さんは、今回の活動を通して疑問に思った事を深堀し、阪神淡路大震災や熊本地震と比較したり環境面の違いを発表しており、名取で活動を続けている私たちから見ても初めて気づかされることもありました。
 振り返りの会の後は、TASKIとコンソーシアムの学生、職員との懇親会が開かれました。今回はじめて会う兵庫の学生の皆さんも多かったのですが、快く私たちを迎えてくださり、楽しく充実した懇親会となりました。


【2日目】10月7日(日)
 2日目はいよいよ阪神淡路大震災についての学習です。まず向かったのは「人と防災未来センター」。語り部の方に当時のことについて話していただき、次にセンター内を見学しました(写真上)。実際に当時の様子をシアターで体感できる映像や、災害の後の町で生きる少女の物語の映像を観ました。センターでは他にも、当時の時間のまま止まっている時計、火事で溶けた商店街の看板などの展示品を見ました(左下)。

 午後はHAT神戸にてなぎさふれあいまちづくり協議会の方から講話をしていただきました(右下)。HAT神戸は震災後に家を失くした方の復興公営住宅が建てられ、東部新都心として開発された地区です。「HAT」とは「Happy Active Town」が略された名称です。ここでは、復興公営住宅のコミュニティづくりにおいて、これまでどのような課題や取り組みがあったのかをお話してくださいました。
 お話を伺うまでは「神戸と宮城では環境が全然違うからきっと抱えていた課題や悩みも違うだろう。」と思っていましたが、私たちが活動をする上で悩んでいた事や課題など似ている部分があったり、震災後7年が経過した私たちがまだ気づいていない課題や、今後考えさせられるだろうと感じるお話もしてくださいました。


 そして、2日目最後のプログラムでは魚崎町防災福祉コミュニティの方からお話を伺いました。魚崎町では防災まちづくりに力を入れていて、非常時のマップ作りや避難訓練などを子どもたちと一緒に取り組んでいるほか、地域の学校も一緒に避難訓練を行っているためより強い地域コミュニティが構成されていると感じました。(後編へ続く)


文:人間心理学科4年 伊藤ちひろ
(連携交流課 ワークスタディスタッフ)