尚絅学院大学

ボランティア活動

ボランティア活動報告 2018 「名取復興文化祭2018」

2018/12/20

9月1日(土)名取市文化会館中ホールにて「名取復興文化祭2018」が開催されました。このイベントは東日本大震災により被災された方々や地域の方々、支援者がともにつくりあげる文化祭です。

仮設住宅や復興公営住宅、サロンの仲間で時間を作り、練習を重ねたステージ発表に加え、住民さんたちが団らんしながら作った手芸作品や小物などを展示するブースでの発表も行われ、文化祭を盛り上げました。

名取市サポートセンターどっと.なとり(JOCA)の皆さんが中心となって準備を進め、ボランティアチームTASKIと地域実践コースの学生を合わせた17名で当日の運営をサポートしました。会場の設営や受付、出演者のステージ誘導など文化祭をサポートしながら、多くの住民さんの方々と交流しました。今回は仙台大学と流通科学大学(兵庫県)の学生も文化祭に参加し、一緒に住民さんとの交流をしながら文化祭を楽しみました。


ステージ発表後半、壇上には学生やどっと.なとりの皆さんと一緒に、名取市のマスコットキャラクターの「カーナくん」が登場‼全員で「やっぺえ!たいそう」を踊り、会場が一体感に包まれました。 展示ブースでは、住民の皆さんがひとつひとつ細かく作った作品が数多く並んでおり、見ただけで皆さんが団らんを楽しみながら作ったことが感じられるものばかりでした。


ステージ、展示ともにどれも素敵な発表ばかりで、今年もまた名取復興文化祭は大いに盛り上がりました。TASKIのメンバーからは「またこの場所でたくさんの方々の笑顔が見られるように、「寄り添い」を大切にしながら活動を続けていきたい」と話していました。


■参加した学生の感想

▶ボランティアチームTASKI
 住民さんに笑顔になってもらうには、まずこちらが笑顔で活動する。それを心にとめてお手伝いを出来た復興文化祭だった。私はこの復興文化祭に初めて参加したが、この会は本当に住民さんの一年に一度の大きな行事であり、再会の場であり、憩いの場でもある、ということを実感した。一年をかけて準備してきた演目はどれも素敵なものばかりで、観客席のお客さんは感動あり、笑いあり、そしてホール一体が一緒に踊ったり、懐かしい校歌を歌ったり、私はステージ下でその光景を見て涙が出そうになるくらいだった。 (健康栄養学科2年 S.H.)

今回は「カーナくんのお友達役」ということもあり、例年より長くステージや展示ブースを見ることが出来ました。毎年復興文化祭には参加していましたが、今年はホール全体でやっぺぇ体操を踊るなど、より会場が1つになったような気がします。 ステージや裏で住民さんの笑顔を見ることが出来たので、私も楽しいひと時となりました今後は卒業生として観客席で楽しみたいと思いました。お疲れ様でした。 (人間心理学科 4年 C.I.)

TASKIの活動紹介パネルも一緒に置かせていただきました

TASKIの活動紹介パネルも一緒に置かせていただきました

▶地域実践コース
私は、写真撮影を担当させていただきました。カメラ初心者で上手く使えない状態でしたが、当日、閖上の写真愛好会の皆さんに丁寧に教えてもらいながら撮影をしました。出演者の皆さんの集合写真を撮るという仕事があり緊張しましたが、出演者の皆さんが撮影後に、「撮ってくれてありがとうね」と言ってくれたことが非常に嬉しく、緊張がとけました。 ある1人の出演者の方に撮影後に写真を見ていただいたくと、「綺麗に撮れてるね~今度私も撮って!」と言われ、演技中に撮影をしました。演技が終わり、写真を見せた時、「あら!やっぱり綺麗に撮れてる~ありがとうね~」と言われた時、凄く嬉しい気持ちになり、今回写真撮影を担当して良かったなと感じました。 そして最後に、出演者の皆さんをお見送りした時に、「写真ありがとうね~」などたくさんの“ありがとうね”をいただき心が温かくなりました。今回参加して良かったなと心から思いました。 (表現文化学科1年 C.E.)

開催する側として今回のような地域のイベントに関わったのは初めてでしたが、 最初に感じたのは参加者と主催側の距離が近いということです。誰もが笑顔で会話などを楽しんでいる光景はとても印象的でした。 また、参加者の皆さんがこの復興文化祭にかける思いの強さは本当にすごいと感じました。私は舞台裏で出演団体ごとの集合写真を撮っていました。発表前だったこともあって緊張した表情の方はたくさんいらっしゃいました。しかし、それ以上に今からステージに立つことに対して期待を抱いているようでもありました。高齢の方も多く、その方々もこの日のために練習し、発表の場にいるという事実が皆さんのこの文化祭にかける思いを表しているように思います。 今回復興文化祭に参加して強く感じたのは、住民同士で交流できる場の必要性です。人と関わることは面倒だったり難しかったりします。しかし周りの人と交流を深めることで、日常生活に変化があると思います。それは人によって様々です。今回出会った方々はその変化を楽しみ、有意義な時間を持っているのだと感じることができました。地域というコミュニティの中でそのような場が持てるというのは、とても貴重なことだと思いました。(表現文化学科1年 M.K.)

 

 文構成:人間心理学科4年 小笠原みなみ・齋藤千愛
(連携交流課 ワークスタディ学生)