尚絅学院大学

ボランティア活動

ボランティア活動報告2018 夏の活動報告① 尚絅高校での被災地特別授業

2018/11/12

ボランティアチームTASKIの4年生3名が、8月20日に尚絅学院高等学校の2年生28名を対象に、PBLⅡ(課題解決型学習)の授業で、東日本大震災の被災地について特別講義を行いました。3名の学生は尚絅高校の卒業生でもあり、TASKIの活動や、名取市閖上地区の被災から今までの様子などについて紹介し、高校生は先輩の話に真剣に耳を傾けていました。

 講義内のグループワークでは、『震災を風化させないために、あなたが出来ること』というテーマで話し合い、震災を見つめ直しました。高校生から出た様々な意見や感想をご紹介します。


【高校生の感想】
☆私たちのようにあまり被害に遭わなかった人にとっては、もう7年もたったのにあまり復興が進んでいないと思うかもしれないけど、被害を受けた方にとっては、まだ7年しか経っていない状況で、これからも多くの課題を解決しないといけないんだと思った。

☆発表を聞いて被災のことを改めて振り返り、新しく建物なども多く作られるようになって復興が外から見れば進んでいるように思えるが、中には、まだ仮設住宅に住んでいる人もおり、本当に復興は進んでいるのかと考えさせられました。

☆自分にできることはボランティアくらいだと思っていたけど、みんなの意見を聞いて、観光や語り部の話を聞くことも被災地を応援できるのだと分かりました。学生にできることは限られているけど、ちょっとしたことでも被災した方の支えになれると思えるきっかけになりました。

☆「震災のことを忘れない=防災」という言葉が特に印象に残りました。忘れないためにも、自分が経験したことを他者に伝えていきたいと思いました。また、グループワークを通して、今後のための活動についても考えることができてよかったと思いました。

☆震災を経験してトラウマになり、あまり触れたくないという気持ちがあったが、今回の授業を通して、ボランティアに参加することや、東日本大震災を知らない人に伝えるのも大切だと改めて感じた。そして、被災地に行くことや、震災から今はどうなっているのかなどを知ることも大事で、周りの人との交流も大事だとよく分かった。

今回、講義を行ったTASKIのメンバーも、高校生の率直な感想を聞いたり伝えるということを通して、あらためて自分たちの活動を見つめなおす良い機会になりました。

文:人間心理学科4年 伊藤ちひろ(連携交流課 ワークスタディ学生)