尚絅学院大学

アクティブラーニング研究・実践センターからのお知らせ

【シリーズ】白熱の6限〜尚絅スクエア~(2)

2018/09/12

 7月23日の白熱の六限では、「授業の成績評価について考えてみよう」というテーマで授業を行いました。
 教員による授業成績の評価の影響を最も強く受けるのはその授業の受講生である学生です。
 そこで、この授業では、学生にとってどのような成績評価が望ましいのかを学生自身に考えてもらいました。

 まず、受講生には、授業の成績評価についての要望、不満、意見などを自由に答えてもらいました。
続いて、授業の成績評価が教員の学生に対する好き嫌いに影響されることについてどう思うかを答えてもらいました。
その後、小論文の質の評価がそれとは無関係の、その小論文の書き手(とされた人物)の外見によって左右されるということを示した実験結果
(Landy & Sigall, 1974) を紹介し、成績評価が評価する側(教員)の評価される側(学生)に対する感情に左右される可能性について考えてもらいました。
 最後に、学生にとって望ましい成績評価方法とはどのようなものであるかを考えてもらいました。

 最終的に受講生が考えた、学生にとって望ましい成績評価方法とは以下のようなものでした。

客観的テストのみで成績を評価する。

レポートで成績を評価する場合は、明確な成績評価基準を設ける。

成績評価基準を学生に予め提示する。

教員とは別の、対象者を知らない人が成績評価を行う。
 

 いわゆる「総合的な評価」「多面的な評価」は、自分が結局何を評価されているのかがよくわからないので、学生にとっては望ましくない成績評価方法なのかもしれません。