大学・大学院

【大学院】心理学専攻

教員紹介

教授 菅原 正和 (すがわら まさかず)

人は、自らの人生において直面した問題を解決できず、時として追い詰められ、持ち合わせの方策が全て尽き果て絶望の淵に直面することがあります。その時、私たちの脳は、可能な限りのプログラムを総動員して、何とかその困難な事態の打開をめざしますが、文字通り万策尽きてしまうことがあるのです。その先、脳はどのような道を選ぶでしょうか?最悪死を選ぶか、異次元の世界に飛び込むか、新しい今までにないプログラムを再構築するか?
さて、沈着冷静なA君は?、とても傷つきやすいBさんは?、心優しいCさんは?、そして詩人の君はどう思いますか?

  • 授業科目:認知心理学特論、認知心理学演習、教育心理学
  • 主な経歴:日本学術振興会奨励研究員・研究者養成事業審査員(心理学)、米国カリフォルニア大学UCLA神経精神医学研究所研究員、岩手大学教授、岩手大学評議員・教育学部副学部長、尚絅学院大学教授
  • 研究分野:心と脳、認知心理学

教授 荒川 由美子 (あらかわ ゆみこ)

臨床心理学分野で学ぶことを、即臨床心理士の資格を取得することやスクール・カウンセラーになることに直結して受け止めがちです。しかし、本大学院で学ぼうとする皆さんは、社会のあらゆる分野で、人間がより人間らしく過ごせるような条件をつくり出すために活躍していける幅広い専門性を身につけてもらうことを期待しています。
そのためにも「教わる」という姿勢から、これまで以上に自己の主体性を明確にした「学ぶ」という姿勢に視点を置き換えてほしいと思います。また、他者とのかかわりあいの中で自己を発見し再発見することにも意欲的になってほしいと願います。臨床心理学の領域で開発されてきたさまざまな技法を習得する中で、こうした課題に取り組んでほしいと思います。

  • 授業科目:臨床心理学特論、臨床心理学演習
  • 主な経歴:岩沼市介護保健運営協議委員 ほか、尚絅学院大学教授
  • 研究分野:臨床心理学的支援体制づくり、表現療法、臨床心理学と文学教育

教授 水田 恵三 (みずだ けいぞう)

社会心理学の中でもフィールドで実際に研究することの重要性を伝えていきたいと考えています。例えば援助行動にしても、日常の生活の中でどのように生じているのか、どのような場面で生じているのかを、実際の人々への面接調査などを通じて学んでもらいたいと思います。犯罪行動も、実際に罪を犯した人に会いながら、なぜ罪を犯したのか、どのような状況で罪を犯したのかを聞いていく作業を行っていきます。また、社会心理学における画期的な実験、服従行動、同調行動の実験などを倫理的問題に注意を払いながら、それらをベースにして実践に役立つ実験をできるように指導していきたいと考えています。

  • 授業科目:社会心理学特論II(人間関係の社会心理学的研究)、社会心理学演習II(人間関係の社会心理学的研究)
  • 主な経歴:山形少年鑑別所法務教官、尚絅学院大学教授
  • 研究分野:援助行動、犯罪行動、災害時の行動、非行少年の集団非行化過程

准教授 田島 裕之 (たじま ひろゆき)

人間の行動は、行為者の外側で生じる出来事-環境事象-の経験によって変容します。「行動心理学持論」では、学習心理学、行動分析学で明らかにされてきた行動変容の原理を整理し、その応用可能性を探っていきます。また、「心理学研究法演習」では、心理学で用いられる様々な実証的研究方法を取り上げ、各方法の長所と短所について学んでいきます。
大学院では、「自分で調べる」ということが大学以上に求められます。また、「ものの見方が普通の人と異なる」ということが有利に働きます。自分で調べることが好きな人、ものの見方が普通の人と異なる人は、ぜひ、大学院をめざしてみてください。

  • 授業科目:行動心理学持論、心理学研究法演習
  • 主な経歴:名取市情報公開審査会委員、尚絅学院大学準教授
  • 研究分野:選択行動、強化効果、強化スケジュール、衝動性とセルフコントロール

講師 川端 壮康 (かわばた たけやす)

書物から学んだことは、そのままでは干からびた知識にすぎません。それを自分なりにそしゃくし、現実の生きた出来事に応用できるようになってはじめて自分のものになったといえると思います。本講義では、社会心理学の理論を、みなさんが毎日の生活の中で出会っている出来事からとらえ返していきます。個人と社会的状況との間にはどういった相互作用が働くのか、自らの周りで起きていることに目を凝らし、じっくり観察してください。
講義はあくまでも自己の専門性を伸ばしていくための土台作りの場です。それを実り多いものにするためには、自身が興味や関心を持って取り組んでいくことが必要です。積極的な参加を期待しています。

  • 授業科目:社会心理学特論II、社会心理学演習II
  • 主な経歴:東京少年鑑別所・川越少年刑務所等法務技官、尚絅学院大学講師
  • 研究分野:非行少年・犯罪者のアセスメントと処遇、集団心理療法、描画法

講師 小泉 嘉子 (こいずみ よしこ)

「発達」というコトバから、皆さんは人生のどの時期を思い浮かべますか?多くの方は乳児期から児童期の間、あるいは乳児時から成人期までの間を思い浮かべたのではないでしょうか。しかし実際には、わたしたちは生まれてから死を迎えるまでの間、たくさんのことを学び、大勢の人と出会い、これらの経験を通して日々変化しています。 たとえば、子どもの頃には親やきょうだい、先生やともだちとの関係を通して知識や経験を広げます。成人してからは職場や地域の人とかかわりつつ、就職、結婚、出産などさまざまなイベントを通して多くの経験を積みます。このように、人とのかかわりや人生のさまざまなイベントを経験すること通して、生涯にわたって人がどのように変化していくのかを研究するのが発達心理学の領域です。大学院では皆さんにこの「人がどのように変わるのか」という視点を身につけていただきたいと考えています。

  • 授業科目:発達心理学I、青年心理学
  • 主な経歴:尚絅学院大学講師
  • 研究分野:発達心理学、教育心理学

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