将来の職業と就職先:生活環境学科
環境をめぐる問題は、遠いところの出来事ではありません。
まずは身近な衣食住の知識を学び、考える事からつながっていきます。
身の回りで起きている問題を解決しながら、どのように環境と共生関係をつくっていくか。
本学科ではこれをテーマに学び、社会の多様な分野で問題解決できる人材を育てます。
生活環境学科で学んだ後の進む道は、多彩でどれもが可能性に満ちたフィールド。
プロの現場で活躍する先輩の様子も参考にしながら、イメージしてみよう。
製品の専門知識を活かしたい 消費生活系
環境に配慮した製品の知識が豊富な販売員として、環境改善型のライフスタイルを支える役割を担い、消費者と企業とのパイプ役として活躍できます。
在学中あるいは卒業後に試験を受けることによって、販売士などの資格を取得し、広く社会に貢献することが可能です。
活躍が期待される職場
- 卸売・小売業分野
- 百貨店, 大手スーパー, 専門店(インテリア、服飾、自動車、建材、家電製品など),通信販売
- 製造業分野
- 消費者対応窓口, 商品開発部門, 広報 など
衣服のスペシャリストになりたい 衣服系
二級衣料管理士(テキスタイルアドバイザー)を取得することで、アパレル産業や繊維産業での仕事に必要な専門知識を身につけた、スペシャリストとしての活躍が期待されます。
生活者の視点からアパレル製品を専門的に捉え、企業と生活者の関係を円滑にする役目も果たします。
活躍が期待される職場
- 販売分野
- 百貨店・量販店, 美容専門店, アパレル専門店 など
- 衣服分野
- 既製服メーカー, クリーニング業 など
- 素材産業
- 織物, 縫製, 染色 など
住環境に関わりたい 住居系
国家資格の二級建築士を取得することで、住宅をはじめとする、さまざまな建築物の設計業務を行えます。
専門知識を活用することで、インテリア設計のスペシャリストとしての活躍が期待され、また住宅や不動産などの販売にもアドバイスすることができます。
活躍が期待される職場
- 建築分野
- 建築・設備設計事務所, 建設会社, 建材メーカー, 住宅設備メーカー など
- インテリア分野
- インテリアデザイン事務所, 家具メーカー など
- 不動産分野
- デベロッパー, 不動産販売
環境改善に貢献したい 環境系
環境共生システムの学びを発展させ、環境関連の実務を積むことで、公害防止管理者等の業務に関する資格の取得が得られます。また、環境保全に関わるボランティアや地球温暖化防止活動推進員などの経験は、将来的に環境カウンセラーとしての活躍の道を開いていきます。
活躍が期待される職場
- 一般企業
- 環境ISO取得・維持, 社内環境教育, 外部への広報(環境コミュニケーション)などの担当者 など
- 環境保護分野
- 県庁・市役所(環境行政), NPO など
- 環境デザイン
- ランドスケープ事務所, 造園会社, NPO など
先輩からのメッセージ
人が幸せな顔をする家づくりに関わりたい。
内海 貴之(宮城県・名取北高校出身)
将来、建築に関する仕事、中でも家は一生に一度の大きな買い物であり、それに自分が関わることができればと思っているので、住宅メーカーやリフォーム業者を希望しています。
そのきっかけとなったのは就職合同説明会の際に、住宅メーカーに勤める方が「家を購入した人が幸せな顔をするのが仕事のやりがい」と言っていたのを聞き、自分も強く興味を持ったからです。
高校生の時から、なんとなく家の造りなどが気になっていて、詳しく学んでみたいと思い尚絅の生活環境学科に入学しましたが、目標をかなえるために、現在はCADで図面を引く練習や模型づくりなどに取り組んでいます。
希望の仕事に就けたら、ひとつひとつ家族によって求める形の家が違うので、そのニーズに応えられる家づくりをサポートしていきたいですね。
知識を深め、環境の仕事に就きたい。
千葉 恵(宮城県・第三女子高校出身)
今はどの企業も環境を視野に入れています。
また、私自身も環境問題に興味があるので、企業で環境に関わる仕事に就ければと思っています。
そうした仕事をめざすようになったのは、大学に入学して環境の勉強をするようになってからです。
21世紀は“環境の世紀”と呼ばれており、この時代を生きる私たちにとって、人間と環境とが共生しながら持続的に発展を遂げられるような社会をつくるには、生活の次元から具体的に取り組んでいく必要があります。
そのために、eco検定や環境プランナー・ベーシックなどの資格を取ったり、地球温暖化防止活動推進員となるべく環境の知識を深めています。
希望通り、環境に関わる仕事に就けたら、少しでも環境に貢献できるようになりたいですね。
そして、仕事でやりがいを感じながら、毎日を充実させることが目標です。