国際交流

【国際交流リレーエッセイ 第8回】ヨーロッパを旅して

2018/10/19

国際リレーエッセイ8回目は、表現文化学科3年生でヨーロッパへの渡航歴が多い
大久保亮さんに答えていただきました。

Q1. サッカーが好きとお聞きしましたが、これまで何カ国行かれましたか。
サッカーを観戦するために訪れた国はイタリア、スペイン、ロシアの3ヶ国です。サッカー観戦目的以外で訪れたのはアメリカのハワイで、合計4ヶ国に行ったことがあります。

Q2. イタリアの魅力についてお聞かせ下さい。
イタリアには3回ほど行きましたが、イタリアの魅力は歴史的な街並みや、彫刻や絵画などの芸術作品だと思います。イタリアは世界遺産の数が一番多い国なので、街を歩いているとたくさんの世界遺産に出会うことができます。イタリアの首都ローマには、たくさんの世界遺産が中心地にまとまっているため観光しやすく、何度訪れても楽しめること間違いなしです。また、ルネサンスの発祥地として有名なフィレンツェは、小さな中心地に観光地がまとまっており、芸術的な建築や有名な美術館を歩いてまわれます。

私はローマ、フィレンツェ、ベネツィア、ミラノなどの都市を訪れましたが、どの都市も建築や芸術作品が素晴らしく、それらがイタリアの魅力であると感じました。また、現地の人々はとても陽気で、気さくに話しかけてくれます。中には怪しい人もいます(けっこう多いです…)が、それも含めてイタリアの魅力なのかもしれないですね。

コロッセオと大聖堂

コロッセオと大聖堂

Q3. スペインの魅力についてお聞かせ下さい。
スペインの魅力は「情熱」だと思います。「情熱の国スペイン」と言われているだけあり、様々な物事にかける思いはとても熱いなと感じました。特に情熱を感じたのは、現地のサッカーを観戦したときでした。試合が始まる前から、「リアルマドリード」スタジアム周辺にはたくさんのファンが集まり、ビールや発煙筒を片手に大合唱。あまりにも熱狂的過ぎて、武装した警察との衝突が起きていたほどです。スペイン語が話せるならば、私も現地のサポーターと熱く語り合いたいと思いました。

警察との衝突は良いものではありませんが、それくらい自分の好きなものに情熱を注げる人間性こそ、スペインの魅力であると私は思います。

オリエンテ広場と警察と衝突するサポーター

オリエンテ広場と警察と衝突するサポーター

4. ロシアの魅力についてお聞かせ下さい。
FIFA World Cup Russia 2018を観戦するためロシアに行きましたが、ロシアの魅力は広大な自然と美しい街並みの融合だと思います。私はロシアのサンクトペテルブルクという都市を訪れたのですが、都市に面した海や街を流れる川と、ヨーロッパならではの歴史的な建築物がマッチしていて、とても美しいと感じました。自然との融合という点では、私たちが住んでいる仙台もサンクトペテルブルクの街並みに近いものがあるのではないかと思います。 ロシアの人々はイタリア人やスペイン人と比べると、少しクールだと感じましたが、ロシアの広大な自然と都市の融合の魅力を知れば、そんなことはあまり気にならなくなりますね。

街の風景と運河と街並み(サンクトペテルブルク)

街の風景と運河と街並み(サンクトペテルブルク)

Q5. グローバル化に向けて日本に必要なことは何だと思いますか。
サッカー観戦でイタリア、スペイン、ロシアと訪れましたが、今後のグローバル化に向けては特に外国人と積極的にコミュニケーションを取ろうとする意識が必要だと思います。今まで何度か海外に訪れる機会がありましたが、どこの国でも私に気さくに話かけてくれる人がたくさんいました。

特に印象的だったのがスペインを訪れたときのことです。飛行機の乗り継ぎをしていると、隣に座った男性が話しかけてくれました。恥ずかしい話、私は英語がまったくといっていいほど話せないのですが、そのようなことを伝えても、私とコミュニケーションを取ろうとしてくれました。話しかけてくれた男性は、南アフリカにある大学の教授で、日本や世界の政治について話していました。英語も政治も分からない私は、ほとんど理解できていなかったのですが、それでも楽しそうに話してくれていた記憶があります。他にも趣味のことや、日本を訪れた時の話をしてくれて、とても良い経験ができました。この男性以外にも、私が日本人だと気づくと、「侍が好きだ」とか「日本のアニメは素晴らしい」とか、とにかくどんなことでも話しかけてくれる人がたくさんいました。

グローバル化に向けて必要なことは英語のスキルだと思う人が多いかもしれませんが、私はそうは思いません。英語をそれほど話せない私が海外にひとりで行けるのですから、英語が話せなくても大丈夫です。例え流暢に話せなくても積極的にコミュニケーションを取ってみようとする勇気や行動力が大事だと私は思います。勇気を出してコミュニケーションを取ることから、グローバル化が進んでいくのではないでしょうか。

日本人は外国人に比べると異文化コミュニケーションが少ないように思われます。コミュニケーションがなければ「グローバル化」などと言っていられません。そのため、なんでもいいからコミュニケーションを取ってみようとする意識が必要だと私は思います。

FIFA World Cup Russia 2018にて

FIFA World Cup Russia 2018にて

表現文化学科3年 大久保亮