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世界幼児教育・保育機構国際大会参加報告

2018/08/17

70th OMEP World Assemble and Conference in Prague, Czech Republic from June 25 - 29, 2018 の報告です。

尚絅学院大学放射線研究班が発表

尚絅学院大学からは岩倉政城名誉教授をはじめ、環境構想学科の齋藤敬先生、表現文化学科のサム・マーチー先生、そして子ども学科の東が参加しました。
また、保育の現場からも原町聖愛保育園(福島)の遠藤美保子先生、大河原第一光の子保育園(宮城)の武田健先生、さゆり幼稚園(山形)の高橋栄美子先生が参加し、それぞれが研究発表に臨みました。

発表は2つ

発表は以下の2本です。
The Effect of the Tokyo Electric Co. Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Explosion on Community Childcare Facilities "New Advances in Ways Measuring Playground Radioactive Contamination"
Tackling Nature Deprivation Syndrome in Childcare Facilities "How a Nuclear Power Plant Disturbs and Disrupts ESD"

約90名近い方々が真剣にスライドを見て発表に聴き入ってくださいました。残り少ない討論の時間にも手を挙げて感想を述べてくださる方々いて、関心の強さを感じました。

70か国から700人の参加

海外の学会や大会に参加するメリットは、多くの外国人の保育関係者と交流できることでしょう。
どの国の人たちもほとんど英語でコミュニケーションをとりますので、英語で話しかければその分だけ知り合いになれます。
もっと英語を話せるようにならなければと私は思って帰ってきました。写真は、大会前日の公開保育の園の一つに参加したときのものです。

発表直前まで準備

せっかくチェコまで行ったのですが、発表当日の時間ぎりぎりまでホテルの部屋で準備(原稿、スライド、英語)に余念がないチームでした。
事前受付のため別会場に行ったときと無事発表が終わった後に、みんなで町に繰り出すことができました。カレル橋、プラハ城、市場、地下鉄などでもチェコ人に限らず多くの外国人に会いました。
最後に、共同研究班の一員として活動してきたにも関わらず、残念ながら一緒に行けなかった小松秀茂先生(附属幼稚園園長)と山崎裕先生(子ども学科)も、今回の研究に多大な貢献をしてくださっていたことを付け加えておきます。(東)